使い方
歌詞が音とずれるときに
同期歌詞が音より早く進む、または遅れて付いてくる ── これはほとんどの場合、歌詞ファイルではなく再生環境が原因です。原因ごとに直し方が違うので、まず「どうずれているか」を見分けるところから説明します。
最終更新: 2026-09-02
まず、どちらにずれているか
歌詞の画面には、再生ボタンの下に音ズレ補正のつまみがあります。押す向きは次のとおりです。
| 感じ方 | 押すボタン |
|---|---|
| 歌詞が先に進む(歌より早く光る) | −0.2s を押して歌詞を遅らせる |
| 歌詞が遅れて付いてくる | +0.2s を押して歌詞を早める |
1 回押すと 0.2 秒動きます。−1 秒から +1 秒まで調整できます。設定はこの端末に残るので、次に開いたときも同じ値から始まります。
Bluetooth イヤホンは 0.1〜0.3 秒遅れる
いちばん多い原因がこれです。Bluetooth は音を圧縮して送るので、耳に届くまでに時間がかかります。画面は正しい時刻に光っているのに、音だけが遅れて届くため、歌詞が先に進んで見えます。
遅れの大きさはイヤホンとコーデックで変わります。おおよその目安です。
| つなぎ方 | 遅れの目安 |
|---|---|
| 有線イヤホン・端末のスピーカー | ほとんど無し(0.02 秒程度) |
| Bluetooth(AAC / SBC) | 0.15〜0.3 秒 |
| Bluetooth(aptX LL・LC3 など低遅延) | 0.04〜0.1 秒 |
| テレビ・外部スピーカー経由 | 機器によっては 0.3 秒以上 |
有線と Bluetooth を行き来する方は、それぞれで合わせた値を覚えておいて切り替えるのが手早い方法です。
自動でどこまで補正されるか
このサイトが音源を再生している場合(著作権フリーの曲など)は、ブラウザが報告する出力遅延を読み取って自動で差し引いています。測ってみると 0.02 秒前後の値が返ってくることが多く、この分は手で合わせなくても済みます。
ただし、ブラウザが教えてくれるのは「音を出すまで」の遅れだけです。そこから先 ── Bluetooth で飛ばしている区間や、外部スピーカーの中の処理 ── はブラウザからは見えません。そこが手で合わせる必要が残る部分です。
Spotify や Apple Music と合わせるとき
市販曲は、お手元の音楽アプリで再生しながら歌詞だけをこのサイトで流します。このとき、2 つのアプリの時計は独立しているので、はじめから合っていることはまずありません。
合わせ方は 2 つあります。
① いま歌っている行をタップする その行の頭に歌詞を合わせます。ずれに気づいたその場で直せるので、 いちばん手早い方法です。 ② 音ズレ補正で微調整する ①で大まかに合わせたあと、まだ気になる差を ±0.2s で詰めます。
同期ヘルパー(Mac / Windows)を使うと、音楽アプリの再生位置を読み取って自動で追従します。曲を変えても、頭出しをしても付いてきます。
補正では直らないずれ
全体が一定量ずれているなら補正で直りますが、そうでないずれもあります。見分け方は「曲の頭では合っているのに、後半でどんどんずれる」かどうかです。
音源が違う。同じ曲でも、シングル版とアルバム版、リマスター版では長さが違うことがあります。前奏の長さが数秒違えば、そのぶん最後までずれ続けます。この場合は補正では直りません。
MP3 の頭に無音が入っている。MP3 は形式の都合で、エンコード時にごく短い無音が先頭に付くことがあります。自分で音源を用意する場合は、MP3 より M4A(AAC)をおすすめしているのはこのためです。
歌詞ファイルのタイミングが合っていない。投稿された歌詞のタイミングそのものがずれていることもあります。その場合は、歌詞の画面から「タイミングの修正を提案」できます。投稿者が確認して取り込むと、みんなの表示が直ります。
うまく合わせるこつ
サビではなく、静かな出だしの行で合わせてください。音が厚いところは「どこが行の頭か」が耳で取りにくく、0.1 秒の違いが分かりません。
また、合っているかどうかは文字が塗られていく先頭を見ると分かります。歌っている音より塗りが先に行っていれば歌詞が早い、追いかけていれば遅い、という見方です。